– зорилго –
2011年の東日本大震災時には、各国から多くの人的・物的支援がありました。
特に、これまで日本から政府開発援助を受けてきた国からの支援も数多くありました。
その中の国の一つにモンゴル人民共和国があります。
中でも、モンゴルの児童保護施設で暮らす孤児たちが、自分たちの1ヵ月分の
生活保護費全額を日本へ義援金として寄せてくれました。自分たちの生活もままならない中、
最も大切な自分たちの生活費を外国の被災地に贈るという行為は、国を越えての「心豊かな優しさ」や
「人間としての絆」などを教えられ、子供たちの豊かで美しい心に大きな感動を覚えました。
モンゴルについては、日本人が幼児期に蒙古斑が表れていることなどから分かるように同じ祖先をもつと言われています。
1990年代以降、日本とモンゴルは経済交流が盛んになり、昨今のモンゴル力士の
日本国技である相撲での活躍を見てもわかる通り、人的・文化的交流も盛んになっています。
また、モンゴル人の約7割が日本に対して好意的に思っているという世論調査のデータもあります。
日本モンゴル友好ハッピー協会は、日本とモンゴル両国の文化・教育・経済交流により、相互理解を
より一層深め、両国の友好親善活動を促進し、モンゴル国の発展の一助となることを目的としています。
当面の活動としては、日本で使用済みのランドセルをモンゴルの子供たちに送り、
厳寒の中でも安全に子供たちが通学できるように支援し、就学率の向上と教育の発展に寄与したいと考えております。
また、モンゴルの物産について日本国内での普及につとめ、モンゴル経済の発展にも寄与したいと活動しています。
日本のランドセルや文房具、楽器など学校で使うものをモンゴルの子供たちに寄付する。
少年相撲交流、乗馬クラブ交流といった青少年の文化・スポーツ交流。
日本・モンゴル両国における中・高校生のホームステイを支援。
カシミヤ、岩塩、革製品など、モンゴル物産の貿易を通した交流を図り、経済発展への寄与。
日本の農業技術の輸出によって、モンゴルで生産された農作物の逆輸入によるモンゴル産品の日本国内での普及。